関西では、小正月である1月15日に「とんど神事(とんど焼き)」が行われます。
私も大阪天満宮に正月飾り、お守りを持っていきましたので、「とんど焼き」情報や、大阪天満宮の「とんど神事」の様子についてまとめました。
「とんど焼き」とは
「とんど焼き」とは正月を締めくくる伝統行事で、しめ縄、門松、お札、お守りを持ち寄って燃やしてもらうことで1年の無病息災を願ります。
地域ごとの「とんど焼き」の名前の違い
関西では「とんど焼き」と呼ばれてますが、地域によって全く呼び方が違います。
NPO地域資料デジタル化研究会の調査によると、東北は「どんと焼き」、近畿・北陸周辺は「左義長」、長野と山梨は「道祖神祭」、静岡は「さいと焼き」、九州は「鬼火たき」だそうです。
地域ごとの「松の内」(お正月飾りの期間)の違い
関西では、とんど焼きは1月15日ですが、地域によっては1月8日の場所もあるそうです。
ちなみに、一般的にお正月飾りを片付ける日までの期間を「松の内」といいますが、「松の内」も地域によって異なります。
関西では1月15日までですが、関東では1月7日までを松の内と呼ぶのが一般的だそうです。
![大阪天満宮](https://i0.wp.com/japanese-wowwow.com/wp-content/uploads/2022/01/27502DBE-BBDD-4C23-937B-A0CEF3EAD666_1_105_c.jpeg?resize=1024%2C768)
とんど焼きの様子
![](https://i0.wp.com/japanese-wowwow.com/wp-content/uploads/2022/01/6C4201A5-9C52-4A4D-B653-D616AE069E10_1_105_c.jpeg?resize=768%2C1024)
大阪天満宮では、1月15日の9時から15時まで「とんど焼き(とんど神事)」をされていました。表大門を入ってすぐのところに受付がありました。
ちなみに、「しめ縄、門松、お札、お守り」以外は受け取ってもらえません。
私も無病息災を祈って、お正月飾りと色んなお守りを持って行きました!
お守りが家にたくさんあったので、きちんとお返しすることで、いい1年のスタートができた気がします♪
![](https://i0.wp.com/japanese-wowwow.com/wp-content/uploads/2022/01/7FDD10A1-D75E-46ED-9824-6A0EAB108263_1_105_c.jpeg?resize=768%2C1024)
大阪の「とんど焼きスポット」
大阪天満宮
私が行った大阪天満宮は、最寄駅はJR「大阪天満宮駅」または大阪メトロ「南森町駅」から徒歩数分です。梅田から南森町駅は谷町線で1駅で行けます☆
住吉大社
南海「住吉大社駅」から徒歩3分、南海高野線「住吉東駅」から徒歩5分、阪堺線「住吉鳥居前駅」から徒歩すぐにある住吉大社でも1月15日9時から「とんど焼き」をされているそうです。
1年守ってくれたお守りに感謝を込めて、今年1年間の無病息災を願って「とんど焼き」で処分してもらうと、とても気持ちがよかったですよ☆
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