厄年とか厄除けの意味は?門戸厄神東光寺の厄除け訪問記

にほんごBlog

日本三大厄神である兵庫県西宮市の門戸厄神に行ってきました!外国人の友達に「厄年ってなに?」って聞かれたので、厄年、厄除け、私が行った門戸厄神の御祈祷についてまとめました。

厄年ってそもそも何?

そもそも厄とは何でしょう? 

日本三大厄神の1つである門戸厄神のHPには下記の記載がありました。

「厄」には「苦しい、災い、節」という意味がありますそもそも「厄」は「役」に通じるといって、必ずしも「災難に遭いやすい」ことばかりが強調されてきたわけではありません。長い人生には要所要所で節目があり、肉体的、社会的にも様々な変化による区切りがあります。その節目にあたり、あらかじめ心の準備をおこたらないように昔人は「厄年」という習わしを考えたのです。

門戸厄神HP https://mondoyakujin.or.jp/yaku/


もう1つの日本三大厄神である石清水八幡宮のHPには、こんな記載がありました。

「厄年」とは運気が下がり、災難や不幸が身に降りかかりやすい年のことであり、私たちの祖先はその長い経験と知恵から「厄年」を見出し、〝転ばぬ先の杖〟として神様にその年の無事を過ごせるよう祈願する「厄除け参り」という習わしを生み出しました。

石清水八幡宮HP http://iwashimizu.or.jp/kito/yakuyoke.html

災難や不幸が降りかかりやすい節目の年なので、心の準備転ばぬ先の杖として、厄除けが大事なのですね!

2022年の厄年は?

女性は、19歳、33歳、37歳、61歳が本厄の厄年です。(数え年なので、実際の年齢+1
男性は、25歳、42歳、61歳が本厄の厄年です。(数え年なので、実際の年齢+1

なかでも、女性の33歳男性の42歳大厄とされています。
厄は厄年の中でも「特に身を慎まなければならない期間」とされています。ひょえ〜

諸説ありますが、33は「散々」、42は「死に」の語呂合わせから生まれたのではないかという説があるそうです。

前厄」は本厄の前年、男性が24歳・41歳・60歳女性が18歳・32歳・36歳・60歳です。
後厄」は本厄の後年、男性が26歳・43歳・62歳女性が20歳・34歳・38歳・62歳です。

昔は、この年齢が男女ともに節目の年になっていたようです。

女性は19歳で出産、33歳で子育てが落ち着いて、37歳で更年期がスタートしていたという説もありますが、今の令和の時代で考えると、節目も変わってきてそうですね。

厄除けっていつ?厄除けの方法は?

一般的には、年始から節分(2月3日)までに行うそうです。

ただ、お寺や神社によっては通年で厄除けを行なっています。

私の行った門戸厄神では、特別祈祷(当日直接本堂でお祓い、翌日から1年間御祈祷)、年祈祷(申し込んだ翌日から本堂で御祈祷)、交通安全祈祷(車の御祈祷)、護摩祈祷(そえごま)、オンライン祈祷を行なっていました。門戸厄神さんは1年中御祈祷してます!

厄除けは、御祈祷・お祓いをしてもらったら、翌年お礼参りに行きましょう

どこで厄払いしてもらえるの?

御祈祷を受け付けている神社やお寺ならどこでもいいそうです!

ただ、厄除けや厄払いにご利益があるとされている寺社を選んで行く方も多いそうです!

日本三大厄神 門戸厄神 東光寺での祈祷

日本三大厄神とは

私が行った兵庫県西宮の門戸厄神東光寺は、日本三大厄神の1つです。

他は、和歌山県の天野明神、京都の石清水八幡宮です。

日本三大厄神というのは…….平安時代初期の天皇である嵯峨天皇が、厄年の時に、愛染明王と不動明王が一体となり、災厄を打ち払う夢をみました。それを空海(弘法大師)に伝えたところ、弘法大師は愛染明王と不動明王が一体となった明王像を三体刻みました。この3体が勧請されたのが、門戸厄神東光寺、天野明神、石清水八幡宮です。


現在、この厄神明王像が現存しているのは門戸厄神だけです!

門戸厄神東光寺での御祈祷

門戸厄神東光寺では下記のような祈祷があるようです。

  • 特別祈祷:寺務所で受付してもらい、直接本堂でお祓い、翌日から1年間御祈祷してもらえます。厄神明王様のご分身として「祈祷札」をいただけます。このお札は、家に持ち帰って祀ります。
  • 年祈祷:寺務所で受付してもらい、厄神明王様のご分身として「祈祷札」をいただけます。申し込んだ翌日から本堂で1年間御祈祷してもらえます。
  • 交通安全祈祷 車の特別祈祷(3月〜):寺務所で受付してもらい、車に直接お祓いをしてもらい、翌日から1年間御祈祷してもらえます。「祈祷札」をいただけますので、車につけます。
  • 交通安全祈祷 車の年祈祷:寺務所で受付してもらい、翌日から1年間御祈祷してもらえます。「祈祷札」をいただけますので、車につけます。
  • 護摩祈祷(そえごま):諸願成就の御利益のために、「そえごま」の表に氏名、年齢(数え年)を、裏にお願い事を書きます。不動明王の魔除け札(玄関のお札)をいただきます。
  • オンライン祈祷:大厄・小厄にあたる方々に、毎日を無事に過ごし、こころの安心を得るための祈祷による厄払いを収録した動画を通じて、ご自宅からご参拝いただけます。また厄神堂にて無人でお祓いを行い、さらに翌日から1年間ご祈祷を行います。祈祷札は郵送にてお渡ししますので、厄神明王様のご分身としてお迎えしご自宅でお祀りください。1年後、お札はご自身で古札納所に納め、お堂へお礼参りしていただきます。また郵送での返納も受け付けます。

日本三大厄神 門戸厄神のお札の飾り方

お札は、神棚または粗末にならない高い場所に、表が南向きか東向きになるように祀り、朝、夕に礼拝するそうです。

南無厄神明王(なむやくじんみょうおう)」または「うんしっちかんまん」を7回または21回唱えるそうです。

1年間おまつりして、その後には東光寺に納めます。


厄払いして、いい年にしましょう!☆

コメント

タイトルとURLをコピーしました